ほころみ？（Tokin）

ほころみについて

いっしょに作ってみませんか（のなみ）

今年の冬にフリーペーパー「ほころみ」の創刊号ができます。 テーマは「XXX」です。このテーマに関係のある記事を投稿してくださる人を探しています。 興味のある人は、メールをください。

• 投稿先：hokoromi@1n.ma（ほころみ編集部）
• 〆切り：2025年8月31日

こんな記事を募集中です

• 分量について
  • とても短い記事を募集しています。A4用紙の一枚か半分の長さです。
  • 日本語や中文、ハングルの場合は800〜1600字くらい。アルファベットの場合は400〜800語くらいです。
• 言葉について
  • 日本語を使わなくてもいいです。あなたの使いやすい言語を使ってください。日本語ではない場合は、日本語にも翻訳されます。
  • テキストはすべて音声化されます。だれかが朗読をして、それを録音します。そして、それをインターネットで聴けるようにします。
• 表現方法について
  • インタビュー（対談）：編集部があなたに短いインタビューをして、それを文章にすることもできます。
  • エッセイ：もちろん、あなたが文章を自由に書くこともできます。
  • その他の表現：文章以外でもいいです。たとえば、絵やマンガ、詩も募集しています。

投稿のときに気をつけてほしいこと

• ほころみはとても小さなフリーペーパーです。３〜５人分の投稿しか載せられません。
• 投稿された記事は、編集部がすべて読みます。それから編集会議をして、どの投稿を載せるかを決めます。記事を載せられなかった人は、次号でお願いできるようにがんばります。
• 編集会議で選ばれた記事は、編集者との話し合いをとおして、校正されます。言葉の表現をいっしょに磨いていければうれしいです。
• このフリーペーパーはkosatenという運動に関わる人たち、その理念を尊重しようとする人たちによって、作られています。よろしければ、投稿の前には「kosatenの想い」という記事を一度読んでみてください。

記事の投稿以外にもできることがあります

• ほころみは今、いっしょに編集部のお仕事をしてくださる人も探しています。
• 必要なスキルはありません。現在はどんな人でも自由に参加できます。
• フリーペーパー作りに興味のある人は、ぜひご連絡をください。

kosatenについて

上郷村の民家の娘、栗（くり）を拾いに山に入りたるまま帰り来（き）たらず。家の者は死したるならんと思い、女のしたる枕（まくら）を形代（かたしろ）として葬式を執行（とりおこな）い、さて二三年を過ぎたり。しかるにその村の者猟をして五葉山（ごようざん）の腰のあたりに入りしに、大なる岩の蔽（おお）いかかりて岩窟のようになれるところにて、図（はか）らずこの女に逢いたり。互いに打ち驚き、いかにしてかかる山にはおるかと問えば、女の曰（いわ）く、山に入りて恐ろしき人にさらわれ、こんなところに来たるなり。遁（に）げて帰らんと思えど些（いささか）の隙（すき）もなしとのことなり。その人はいかなる人かと問うに、自分には並（なみ）の人間と見ゆれど、ただ丈（たけ）きわめて高く眼の色少し凄（すご）しと思わる。子供も幾人か生みたれど、我に似ざれば我子にはあらずといいて食（くら）うにや殺すにや、みないずれへか持ち去りてしまうなりという。まことに我々と同じ人間かと押し返して問えば、衣類なども世の常なれど、ただ眼の色少しちがえり。一市間（ひといちあい）に一度か二度、同じようなる人四五人集まりきて、何事か話をなし、やがて何方（どちら）へか出て行くなり。食物など外より持ち来たるを見れば町へも出ることならん。かく言ううちにも今にそこへ帰って来るかも知れずという故、猟師も怖ろしくなりて帰りたりといえり。二十年ばかりも以前のことかと思わる。

みんなで作るフリーペーパー

ほころみ
hokoromi.1n.ma

発行日　初版第一刷　二〇二五年十月一日

発行者　ほころみ編集部
　　　　hokoromi@1n.ma

発行所　あなたの公-差-転
　　　　〒一六七−〇〇四一
　　　　東京都杉並区善福寺三−二−一四
　　　　善福寺ゴールデンハイツ一階
　　　　https://kosaten.org